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仮想サウンドデバイスを使う

Zoomなどを「アプリ」で選んでも音声を取得できない場合に、別の音声経路を用意します。

まずはMojidasの「アプリ」入力を使用してください。 Zoom、Teamsなどで音声を一度再生しても一覧に出ない、または選択しても波形が動かない場合は、BlackHoleまたはVB-CABLEを代替経路として使用できます。

仮想サウンドデバイスを使う場面

複数アプリの音をまとめる
音声ミキサーなどで複数のアプリ音声をまとめ、1つの入力として音声認識します。
加工した音を音声認識する
音量調整やミックスなどを行った後の音をMojidasへ渡します。
相手と自分を分ける
1チャンネル目に仮想サウンドデバイス、2チャンネル目に自分のマイクを選び、認識結果を分けて記録します。

紹介する仮想サウンドデバイス

BlackHole
macOS用の仮想オーディオループバックドライバーです。通常の会議音声なら、まず2チャンネル版を検討できます。BlackHole公式サイト →
VB-CABLE
Windows/macOS向けの仮想オーディオデバイスです。「CABLE Input」へ送った音が「CABLE Output」へ渡されます。VB-CABLE公式サイト →

外部ソフトウェアの利用条件、対応OS、インストール方法は各公式サイトで確認してください。Mojidasの配布物には含まれません。

Zoomの音声認識を準備する

  1. BlackHoleまたはVB-CABLEを準備する

    公式サイトの案内に沿ってインストールし、OSの音声デバイスとして選べる状態にします。インストール後はZoomとMojidasを起動し直してください。

  2. Zoomのスピーカー出力を仮想デバイスへ送る

    Zoomの「設定」→「オーディオ」でスピーカーを変更します。BlackHoleでは「BlackHole 2ch」、VB-CABLEでは「CABLE Input」を選びます。マイク設定は、会議へ送りたい通常のマイクのままにします。

  3. Mojidasでリアルタイムセッションを開く

    既存のリアルタイムセッションを使うか、「新しいセッション」から作成します。

  4. 入力方法を「デバイス」にする

    使用するチャンネルの入力方法を「デバイス」へ切り替えます。BlackHoleでは「BlackHole 2ch」、VB-CABLEでは「CABLE Output」を入力元に選びます。音声認識中は入力元を変更できないため、先に音声認識を終了してください。

  5. 言語とチャンネル名を決める

    流す音声の言語を選び、チャンネル名を「会議音声」「配信音声」など判別しやすい名前にします。

  6. Zoomのテスト音声で確認する

    「文字起こしを開始」を押し、Zoomのスピーカーテストまたは短い通話音声を再生します。波形が動き、正しいチャンネルへ結果が表示されたら設定完了です。

仮想デバイスの音を自分でも聞く

出力先を仮想サウンドデバイスへ変更すると、そのままではスピーカーやヘッドホンから音が聞こえない構成があります。Mojidasでは、デバイス入力の「モニター出力」から聞きたい出力先を選べます。

出力なし
既定値です。Mojidasから音を出しません。別のアプリやOS側ですでに音を聞ける場合は、このままにします。
スピーカー/ヘッドホン
仮想デバイスから入った音を、選んだ機器へそのまま流します。
出力ミュート
モニター音だけを一時的に止めます。音声認識と保存音声には影響しません。
入力ミュート
音声認識と保存音声を無音にします。モニター出力は止まりません。

同じ音を2つの経路でモニターしないでください。 OSや音声ミキサーですでに音を聞ける場合にMojidasのモニター出力も有効にすると、音が二重になることがあります。迷った場合は「出力なし」に戻します。

本番前の確認

  • 音を流すと対象チャンネルの波形が動く
  • 認識言語が実際に流す音声と合っている
  • 自分が聞く音が二重になっていない
  • 使わないチャンネルは「入力なし」または入力ミュートになっている
  • マイクも使う場合は、仮想デバイスと別のチャンネルへ設定している

うまくいかないとき

波形が動かない
音を出すアプリの出力先、仮想デバイス名、Mojidasの入力ミュートを確認します。デバイスが一覧にない場合は、接続を確認して入力元一覧を開き直してください。それでも表示されなければMojidasを再起動します。
音が聞こえない
Mojidasの「モニター出力」でスピーカーまたはヘッドホンを選びます。出力ミュートがオンになっていないことも確認します。
音が二重になる
Mojidasのモニター出力を「出力なし」にし、OSや音声ミキサーを含めてモニター経路を1つだけにします。
ハウリングする
スピーカーではなくヘッドホンを使用し、仮想サウンドデバイスをモニター出力先に選ばないでください。