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翻訳
リアルタイムセッションでの翻訳と、編集・書き出しに使う正式翻訳版を使い分けます。
2種類の翻訳
| リアルタイムセッションでの翻訳 | 正式翻訳版 | |
|---|---|---|
| 用途 | 音声認識中に内容を把握する | 保存後に編集・書き出しする |
| 対象 | 有効にした後で確定した発話 | 現在の編集済み原文 |
| 保存場所 | 各発話の下 | 元セッションの下に独立した翻訳版 |
| 編集 | 音声認識中の表示のため不可 | 翻訳文を編集可能 |
| 音声認識時間 | 追加消費なし | 新規翻訳対象時間の50% |
どちらもGoogle Cloud Translationの標準機械翻訳(NMT)を使用します。LLMによる翻訳、文章の書き換え、校正、品質判定、失敗時の代替翻訳は行いません。
リアルタイムセッションでの翻訳
- リアルタイムセッションを開く
結果欄上部にある言語のメニューを開きます。
- 翻訳を有効にする
「翻訳を有効にする」を選び、「翻訳先」から言語を選びます。
- 「文字起こしを開始」を押す
設定後に確定した発話が順次翻訳され、原文の下へ表示されます。翻訳中でも音声認識は継続します。
- 途中で翻訳を有効にしても、過去の確定発話を遡って翻訳しません。
- 翻訳先を切り替えた場合は、切り替え後に確定した発話から新しい言語を使用します。過去の発話に保存された翻訳はそのまま表示します。
- 各発話が持つ翻訳結果は1件です。言語ごとに複数の翻訳を保持しません。
- 認識言語と翻訳先が同じ発話は翻訳せず、原文だけを1段で表示します。
- 原文を後から編集しても、保存済みの翻訳結果は自動で更新・再翻訳しません。
- 字幕出力ウィンドウとMojidas Cameraでは、翻訳が有効な間だけ原文と翻訳を2列または2段で併記します。翻訳を無効にすると原文だけの表示に戻ります。
- CSVへ書き出すと、翻訳結果があるセッションでは「翻訳結果」列へ保存済みの翻訳を出力します。翻訳がない発話は空欄になり、翻訳結果が1件もない場合は列を追加しません。
リアルタイムセッションでの翻訳は、音声認識時間を追加消費しません。
正式翻訳版を作成する
音声認識を終了したリアルタイムセッションと、音声認識済みの動画・音声ファイルセッションから作成できます。どちらも同じ2段階のウィザードを使用します。
- 左側の元セッションを右クリックする
「翻訳版を作成・更新…」を選びます。翻訳版から別の翻訳版を作ることはできません。
- 説明を確認し、翻訳先を選ぶ
現在の編集済み原文から、選んだ言語の翻訳版を作成します。同じ言語の翻訳版がすでにある場合は差分更新になります。
- 「次へ」を押す
原文を照合し、翻訳対象時間と使用予定時間を計算します。この操作ではまだ翻訳を開始せず、音声認識時間の予約・消費も行いません。
- 翻訳時間を確認する
翻訳対象時間、その50%となる使用予定時間、現在の音声認識の残り時間を確認します。不足している場合は作成・更新できないため、先に時間をチャージしてください。
- 「翻訳版を作成」または「翻訳版を更新」を押す
ボタンを押した時点の残り時間をもう一度確認し、使用予定時間を予約できた場合だけ翻訳を開始します。成功すると、元セッションの直下に翻訳先言語の翻訳版が表示されます。
全発話が翻訳先と同じ言語の場合は翻訳対象がないため、翻訳版を作成しません。
翻訳版を編集・更新する
- 翻訳版では、翻訳時点の原文を読み取り専用で確認しながら翻訳文を編集できます。
- 元セッションの音声、波形、動画プレビューを翻訳版からも利用できます。翻訳版へ音声や動画を複製するわけではありません。
- 翻訳版が存在しても、元セッションの原文は編集できます。元文の変更は翻訳版へ自動反映されません。
- 同じ翻訳先で作成・更新をもう一度実行すると、新しい翻訳版を増やさず、原文が変わった部分だけを翻訳し直します。
- 原文が変わっていない部分と、そこへ加えた翻訳文の編集は保持します。
- 原文が変わった部分に編集済みの翻訳文がある場合は、置き換える前に確認を表示します。
- 翻訳版は単独で削除できます。元セッションを削除する場合は、先にその翻訳版を削除してください。
差分の判定には翻訳結果ではなく原文を使用します。翻訳文の表現が偶然同じでも、原文が変わった部分は更新対象として扱います。
翻訳時間の予約と消費
- 正式翻訳版は、新たに翻訳する原文の音声区間だけを対象にします。
- 使用予定時間は、翻訳対象時間の50%です。
- 翻訳先と同じ言語の発話、変更されていない部分、再利用できる部分は対象時間に含めません。
- 確認画面を開いた時と、作成・更新ボタンを押した時の両方で最新の残り時間を確認します。
- 実行時に使用予定時間を予約できない場合は、翻訳を開始せずチャージを案内します。
- すべて正常に完了した場合だけ予約時間を消費します。翻訳失敗、タイムアウト、中断時は予約した時間を残り時間へ戻します。
確認画面を開いた後に、別の音声認識や翻訳で残り時間が減ることがあります。その場合は作成・更新ボタンを押した時点で不足を検出し、翻訳を開始しません。
翻訳版を書き出す
翻訳版はテキスト、CSV、SRT、SBVへ書き出せます。字幕では翻訳先言語に適した文字・単語境界で本文を分け、元セッションの時間情報を使って開始・終了時刻を割り当てます。
翻訳字幕も「。」を優先して区切ります。短い文でも「。」をまたいで結合せず、必要なら最低表示時間より短い字幕として残します。字幕編集版として作成してから本文・区切り・時刻を整えた場合、その字幕編集版の書き出しでは再分割しません。
書き出した翻訳字幕は、元動画へ読み込んで開始時刻、改行、固有名詞、翻訳内容を最終確認してください。
